MGK-1400
綾瀬研究所で唯一、本原反 (ロール) で試作が可能なコーター
コーター仕様
塗工方式 | マイクログラビア、ナイフ (AP) |
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炉長 | 12m |
ゾーン数 | 4ゾーン |
基材幅 | 1,500mm |
巻出し巻取り部

バンクヘッド

マイクログラビア塗工部


マイクログラビアヘッド、ナイフヘッドの2ヘッドで、本原反で塗工試作できるコーター設備が2018年5月から稼働しました。
MGK-1400の特徴 ①
- 中・高粘度塗工液の塗工にナイフコーターを採用
- ナイフギャップ設定域:0.1~5㎜
- 塗工幅設定域:100~1,400㎜
- 塗工例
- 酸化亜鉛スラリーの塗工
- 固形分濃度 64.4%
- 粘度 3.2Pa*s
- 塗工基材
- 帝人製PETフィルム G2 #50
- 47.5μm
- 塗工幅
- 800㎜
- 膜厚
- 34.15±0.65μm
(総厚からフィルム厚さを引いて算出)

▼例 パネルヒータ設定温度100℃
フィルム表面温度67℃


MGK-1400の特徴 ②
乾燥炉全段の基材裏面側にパネルヒータを採用。
各パネルヒータからはエアブローができるようになっており、熱伝導効率を上げています。
こんなニーズに
- ①広幅の少量サンプルを作製したい。
- MG塗工ヘッドとコンパクトなパス長により、小回りの良い試作が可能です。
- ②元原反を使用した試作を行いたい。
- 最大850kgのロールを掛けられるため、スリットや小分けをしなくてもマスターロールの使用が可能です。
- ③バンク(ナイフ)ヘッドを利用した厚塗り検討を行いたい。
- 裏面パネルヒーターの使用により、厚塗り乾燥にも適しています。
巻出し部

