MGK-1400
狭幅基材の初期検討から本原反の生産検討まで一貫試作が可能なコーター
塗工方式 | マイクログラビア、ナイフ (AP) |
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可能ウェット塗工厚み | 1~1000μm |
炉長 | 12m |
ゾーン数 | 4ゾーン |
基材幅 | 150㎜~1,500㎜幅まで設置可能 |
巻出し巻取り部
バンクヘッド
マイクログラビア塗工部
マイクログラビアヘッド、ナイフヘッドの2ヘッドで、本原反で塗工試作できるコーター設備が2018年5月から稼働しました。
MGK-1400の特徴 ① 4種類の塗工方法
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低粘度薄膜塗工用ヘッド:マイクログラビア
- ウェット厚み範囲:1.0~40μm
- 適応粘度:~200mPa・s
- 有効塗工幅:150~1400㎜
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中高粘度厚膜塗工用ヘッド:ナイフヘッド
- ナイフGAP:100~5000㎜
- 適応粘度:1000~数万mPa・s
- 有効塗工幅:150~1400㎜幅
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密閉型中高粘度厚膜塗工用ヘッド:スロットダイ
- ウェット厚み範囲:20~数00μm
- 適応粘度:500~数000mPa・s
- 有効塗工幅:~750㎜幅
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縦型ダイ:スロットダイを基材表面に対して垂直に立てたヘッド(現在改造中)
スロットダイでは塗工しにくい低粘度の塗料の厚膜塗工に有効です。- 有効塗工:~580㎜幅
(例)パネルヒータ設定温度100℃/フィルム表面温度67℃
MGK-1400の特徴 ② 厚膜塗工乾燥の工夫
全乾燥炉に基材裏面側から温められるようにパネルヒーターを採用。
パネルヒーターの輻射熱により塗工膜内部から温め内部の溶剤を優先時に飛ばします。
さらにパネルヒーター中央部にはエアブローができ幅方向に均一に温められるようになっています。
MGK-1400の特徴 ③ その他できること
- 巻出し巻取り部:アキュームレーターにより5m/min以下で基材の連続取り付けが可能
- 巻取り部:熱ラミが可能(100℃まで)
- インラインコロナ処理機実装
- 最高乾燥炉温度:熱風160℃
- 走行速度:0.5~40m/min