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アニール処理装置 IN-1700

IN-1700

フィルムの寸法安定、熱歪み除去ができる大型装置。熱処理後の平面性維持

塗工方式 マイクログラビア、ナイフ
炉長 32m
ゾーン数 8ゾーン
基材幅 1600mm(ナイフ:1300mm)
IN-1700グラフ
150℃ x 30umの試験条件下、MD方向加熱収縮率を0.25%程度まで下げることが可能

PETフィルムをアニール処理することにより低圧収縮フィルムを作ることが可能です。またハードコートフィルムやITOフィルム(結晶化処理)などの熱処理の受託加工も行えます。このアニール炉には薄膜塗工用ヘッド、マイクログラビア装置(康井精機PT)が取り付けられています。コーティングと同時にアニール処理が行えます。また巻取装置手前にはセラミック電極のコロナ処理機も設置されています。

  • 優れた熱寸法安定性付与
    • ゼロ熱収縮PENフィルムの実績
    • PETフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネートフィルム他実績多数
  • 一般的なPETフィルムのアニール処理後の150℃加熱収縮率データを示します。
  • JIS C-2318 準拠、150℃ x 30分

※アニール処理の3要素である張力、温度、滞留時間を調整することで、お客様のご希望の加熱収縮率に加工いたします。

この様なニーズにお応えします。

  • 高機能プラスチックフィルムの1700mm広幅加工
  • 熱歪除去により優れた熱寸法安定性付与
    ゼロ熱収縮PENの実績
    ポリエステル、ポリアミド、ポリカーボネート実績多数
  • 熱処理後も良好なフィルム平面性を維持
  • ラミネートカールの抑制
  • 高精細回路印刷の精度、断線リスクの低減
  • 残留溶剤除去
  • ITO後結晶化

IN-1700装置の特徴

  • 国内でも最大級の広幅熱処理加工装置
  • 230℃の加熱炉を利用し30分間のロール熱処理が可能
  • 異物除去のためのクリーニングロール装備
  • フィルム熱歪除去と物理化学的表面改質を同時に行うことが可能

低熱収縮化処理の検討工程例

  • シート検討
    1. 加工条件のシミュレーションテスト実施
    2. 温度、テンション、滞留時間、原反熱挙動の取位置分析
    3. 最適と考えられる加工条件の選択
    4. 実機条件を想定した事前のシート評価により無駄のない実機試作計画
  • ロール評価
    1. ロール搬送性の原反位置、ライン速度、温度、テンション依存性確認
    2. 処理したサンプルの加熱収縮率測定
    3. シート検討結果をベースに熱収縮特性を微調整
    4. 暗室テーブルで平面性、スクラッチ傷評価
    5. 抵抗値、光学特性など、顧客の品質管理項目評価
  • ロール仕上
    • 最適条件にて長尺サンプル作成