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コーティング技術と応用例:医療、製薬

医療、製薬

抗菌コーティング

ラボでは抗菌添加剤および光触媒を含むUV硬化性樹脂を使用して、抗ウイルス加工処理製品を製造した実績があります。コーティングの抗菌効果は、外部の試験施設でテストされ、有効であることが証明されています。

診断用テストストリップ

糖尿病検査、尿検査などに使用する診断用テストストリップの開発支援を行っています。ラボの関連会社である北米のMirwecコーティングでは、診断用テストストリップの作成をロールtoロールでコーティングするノウハウを持っています。医療および製薬業界のお客様に対し、新しいコーティングプロセスのテスト、手順の改善をご提案します。

医療パッチ

経皮パッチ (トランスダーマルパッチ) は、直接皮膚に貼って有効成分を投与する薬品です。支持体(伸縮性のある布や不織布など)に薬剤と粘着剤を混ぜたものをスロットダイやナイフコータで塗工し、剥離フィルムをラミネートします。将来の医療パッチとして、水溶性のPVAフィルムにナノサイズの薬物をコーティング、その後PVAを溶解することで得られるナノシートがあります。ナノサイズの薬物を薄くコーティングするため、マイクログラビアでの塗工が有効です。

ナノメディシン

スマートテクノロジーが医療および製薬分野で急速に普及する状況にあって、医療用ナノ粒子の精密コーティングは今後ますます不可欠になることでしょう。ナノ粒子の投与量が厳密であるほど、精密コーティングに正確性が求められます。ラボのコーティング技術とノウハウは、適切なコーティング方法とプロセスを見つけるのに役立ちます。

薄膜フィルム

ラボでは飲み込みに不自由のある患者さんのために、溶解しやすい薄膜医薬品を開発しています。スロットダイとナイフコーティング技術を使用して、国内外のメーカーと新製品の開発にも携わっています。

薄く安定したコーティング

ラボではマイクログラビアやスロットダイテクノロジーを使用して、バイオセンサーやウェアラブルセンサーを開発してきました。メディカル・ヘルスケア分野ではフィルムやフォームに高分子型導電性材料をコーティングする技術が求められています。高分子型導電性材料は、マイクログラビアやスロットダイで塗工、必要な導電性に合わせて膜厚を変更することが可能です。